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施設の選び方

老健(介護老人保健施設)とは|特養との違い・入所期間・費用を解説

2026-09-08公開|かいご入居ナビ 編集部 1/2ページ

老健(介護老人保健施設)とは?在宅復帰を目指すリハビリ施設

介護老人保健施設(通称「老健」)は、介護保険法にもとづく公的な介護施設です。病気やけがの治療を終えた高齢者が、自宅に戻って暮らせる状態を取り戻すために、リハビリテーション・医療ケア・介護を一体で受けられるのが最大の特徴です。

特別養護老人ホーム(特養)が長く暮らすことを前提とした「生活の場」であるのに対し、老健は病院と自宅の間をつなぐ在宅復帰のための中間施設という位置づけです。医師が常勤し、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士といったリハビリ専門職が配置されている点も、ほかの介護施設との大きな違いといえます。

老健が担う3つの役割

老健で受けられるサービス

入浴・排せつ・食事といった日常生活の介護に加えて、医師の医学的管理のもとで看護やリハビリが提供されます。1日の流れは、午前に個別リハビリや入浴、午後に機能訓練やレクリエーションといった組み立てが一般的です。栄養士による食事管理や、口から食べる力を保つための口腔ケアに力を入れる施設も増えています。

老健と特養の違いを一覧表で比較

公的施設という共通点から混同されがちな2つですが、目的も入所期間も大きく異なります。

老健(介護老人保健施設)特養(特別養護老人ホーム)
目的在宅復帰・リハビリ長期の生活の場
入所期間原則3〜6ヶ月(3ヶ月ごとに判定)原則として期限なし
対象要介護1以上原則要介護3以上
医師常勤で配置非常勤(嘱託)が中心
リハビリ職配置が義務づけられている機能訓練指導員を配置
月額の目安8〜17万円程度8〜15万円程度
待機のしやすさ比較的入りやすい地域により長期待機
💡 特養の待機が長い地域では、老健で在宅復帰を目指しつつ特養にも申し込んでおくという進め方が現実的です。ただし老健は「特養の待合室」ではないため、リハビリに前向きに取り組める状態かどうかが入所判断のポイントになります。

入所の条件と申し込みの流れ

入所できるのはどんな人?

感染症の状況や、たんの吸引・インスリン注射といった医療的ケアの内容によっては受け入れが難しい場合もあります。まずは施設に条件を確認しましょう。

申し込みから入所までの流れ

  1. 相談・情報収集 — 入院中なら病院の医療ソーシャルワーカー、在宅ならケアマネジャーが窓口になります
  2. 施設へ申し込み — 申込書に加え、主治医の診療情報提供書などを提出します
  3. 面談・判定 — 施設の担当者が本人の状態を確認し、入所判定会議で可否を決定します
  4. 契約・入所 — 空き状況によりますが、数日〜数週間で入所できるケースも少なくありません

お住まいの地域にある施設は介護老人保健施設の一覧や地図検索から探せます。

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