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介護の基礎知識

老人ホームは何歳から入れる?入居年齢の目安と65歳未満の選択肢

2026-09-19公開|かいご入居ナビ 編集部 1/2ページ

老人ホームの入居年齢は「原則65歳以上」が基本

老人ホームを探しはじめると、多くの施設案内に「65歳以上」と書かれていることに気づきます。これは法律で一律に決められた年齢というより、介護保険制度の仕組みに合わせた結果です。介護保険では65歳以上が第1号被保険者にあたり、原因を問わず要介護認定を受けられます。介護サービスを前提とする施設が入居条件を65歳以上に置くのは、この区切りに沿っているためです。

ただし、すべての施設が65歳以上に統一されているわけではありません。60歳から受け入れる施設もあれば、40代・50代でも条件を満たせば入居できる場合もあります。年齢の条件は法律で一本化されているのではなく、介護保険の区分と、施設ごとの入居規程の組み合わせで決まると考えてください。種別ごとに見ていきましょう。

施設種別ごとの年齢のめやす

施設の種類年齢の目安あわせて必要な条件
介護付き有料老人ホーム多くは65歳以上要介護認定(自立・要支援から入れる施設もある)
住宅型有料老人ホーム多くは65歳以上施設ごとに幅が広く、60歳以上とする施設もある
サービス付き高齢者向け住宅原則60歳以上60歳未満でも要介護・要支援認定があれば対象になり得る
ケアハウス(軽費老人ホーム)一般型は60歳以上自立した生活に不安があり、家族の援助が難しいこと
グループホーム原則65歳以上要支援2以上で認知症の診断があり、施設と同じ市区町村に住民票があること
特別養護老人ホーム原則65歳以上原則要介護3以上
介護老人保健施設原則65歳以上要介護1以上で、在宅復帰を目指せる状態

表のとおり、60歳から検討できるのはサ高住とケアハウスが中心です。体は元気だが一人暮らしに不安がある、という段階であれば、この2つが現実的な入り口になります。サービス付き高齢者向け住宅の一覧とケアハウスの解説を見比べてみてください。

💡 年齢条件は「施設の入居規程」で決まっているため、同じ種別でも施設ごとに違います。パンフレットに65歳以上と書かれていても、事情を説明すると相談に応じてくれる施設はあります。年齢だけで候補から外さず、一度問い合わせる価値があります。

40〜64歳でも入居できるケースがある

介護保険では、40歳から64歳までの方は第2号被保険者にあたります。この年代でも、加齢に起因する16種類の特定疾病が原因で介護が必要になった場合は、要介護認定を受けて介護保険のサービスを使えます。認定が下りれば、介護保険を使う施設への入居も検討できるということです。

特定疾病には、若年性認知症、脳血管疾患、初老期における認知症、関節リウマチ、パーキンソン病関連疾患、末期がんなどが含まれます。該当するかどうかの判断は主治医意見書をもとに市区町村が行いますので、まずは主治医と地域包括支援センターに相談してください。

実際には、要介護認定があっても「受け入れ経験がない」として断られることもあります。若年の入居者を受け入れている施設は限られるため、候補は広めに当たるのが前提になります。地図検索で通える範囲の施設を洗い出し、年齢条件を個別に確認していく進め方が確実です。

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